力木(整形) |
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接着できれば、次にカンナで高さを調整し(今回はなんとなく16mmにしました)、高さがそろえば、今度はカンナを斜めにあて、少しずつ角度
をかえながらかけることで、上部を丸く仕上げます。
気を付けるのは、逆目にはいってざっくりいかないよう、目の方向を常に意識することでしょうか。カンナでおおよそ仕上がれば、サンド
ペーパーで細かい凸凹や傷を取ります。裏板の力木はサウンドホールから見えますので、できるだけ丁寧に仕上げた方がいいと思います。
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面取りができれば、端部を薄くします。端部を薄くするのは、ブレースに力がかかったときそこから逃がすためで、薄くしておかないと
ブレースが簡単に折れてしまうようです。
普段は50?ぐらい取るのですが、今回は胴の幅が狭いので、そんなに取ってしまうと不格好ですので、30mmに抑えます。幅広で刃の薄いノミで、
撥ね上げるように仕上げていきます。逆目にはいってざっくりいかないように注意します。 端部の厚みは5?にしてみました。
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1項目あたり写真は2枚までとなんとなく決めていたのですが、裏板の最後なので、掟を破って3枚目に完成写真を載せておきます。
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