超素人のギター製作


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last update 2014.11.28

手放した楽器

〜OTHER INSTRUMENTS〜
 



【SUZUKI マンドセロ】




 マンドセロは、マンドリンと比べると余りメジャーではない楽器だと思います。最初に簡単に 楽器の説明から。

 クラシックマンドリンのオーケストラで、一般的に、マンドリン(1st&2nd)、マンドラ、 マンドセロ(無い楽団も結構あります)、ギター、ベース(これも無い楽団も結構あります) という構成では無いかと思います。

 マンドリン、マンドラ、マンドセロともに複弦で、単音弾きとトレモロとを使うのですが、 私的にはトレモロより単音弾きの方が苦手だったりします。ピッキング・スリーフィンガー奏 法の癖で、跳ね上げるように弾くので、2本の弦を上手く鳴らせない(跳ね上げるのではなく 、押さえつけるように弾かないといけない)んですよねぇ・・・って蛇足でした(^^ゞ

 マンドリンは結構メジャーな楽器なので、そんなに説明は要らないと思いますが、ちょっと ふれてみると、調弦が高音の弦からEADGとバイオリンと同じように調弦します。

 マンドラはクラシックとブルーグラス系で調弦が違うのでややこしいのですが、クラシックの 場合、マンドリンよりオクターブ下に調弦されています。

 マンドセロは、チェロと同じ調弦で、高音の弦からADGCに調弦します。楽譜はヘ音記号にな ります。セロにはフラットバックとボウルバックの2種類のものがありますが、写真のスズ キはフラットバックのものです。スケールは確か(既に手放しているので、記憶だけの話です )590mmだったと思います。

 ボウルバックの方が音がよいという方が多いのですが、私はフラットバックしか弾いたこと が無いので比較が出来ません(ーー;)。ちなみにフラットバックよりボウルバックの方が相対的 に高価です。



【Martin Bowlback Mandolin】





 Martin Bowlback Mandolin 1911年製です。製造年はシリアルから調べたのですが、 ギターとマンドリンは少しシリアルが違っていて、少し苦労した記憶があります。シリアル ナンバーは既に私の手元を離れた楽器ですので、伏せさせていただきます。




 スプルーストップ、マホガニーバックだったと思いますが、その辺りは記憶が定かではあ りません。指板とかピックガードの材質は今となってはわからないのですが、年代から見て あるいは???だったかもしれません。
 スチューデントモデルのようで、ボウルのリブの数は少なめです。しかし、100年近 くが経ったモデルとは思えないぐらい綺麗な楽器でした。ネックの反りなどもなくまだまだ 現役でいける感じでした。





 ロゴはヘッド裏に刻印です。内部にも刻印があるのですが、シリアルも一緒に写っているの で省略です。グレードは低いですが、これだけ綺麗なのにはもう出会えないかな!?まあ、私 が持っていても殆ど弾かない(弾けない!?)んですけどね(^^ゞ



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