項 目
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仕 様
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コンセプト
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画 像
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モデル
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オリジナル
(PORLOR SIZE)
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胴幅は、300mmと「MARTIN SIZE5」に近いサイズに抑えました。胴長は630mmの弦長と共鳴部分確保のため、
450mmと長めに取っています。胴厚は、ヒール部で75mm、エンド部で90mmです。
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表板
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スプルース単板
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サイド・バックのメイプルとの色バランスを考え、スプルースを使用しています。基本的には、費用対効果
の高いシトカスプルースを使いますが、手持ち材料によりイングルマン・スプルースなどを使う場合もあります。
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側・裏板 |
メイプル単板
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フレイムメイプル、キルトメイプル等の杢のあるものを使用しています。
一般的に、杢のあるメイプルは高価で施工が難しい材ですが、質の高い端材が出やすいため、
小型ギター向きの材料だと思います。
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ネック
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マホガニー
弦長630mm
14Fジョイント
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色合い、狂いの少なさ、加工しやすさなどを考えると、手に入る限りは、ホンジュラス・マホガニー
を基本にしたいと思っています。ヘッドはソリッドにしています。
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指板
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ローズウッド
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手元に角材で購入したローズウッドを割ったものが有りましたので、費用削減のため、エボニーではなく
ローズウッドを使用しています。ポジションマークはサイドのみ、見やすい白樹脂等を使います。
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ブリッジ・ヘッドプレート
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ローズウッド
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黒檀は美しく、硬い材ではありますが、硬すぎて欠けやすいなどの欠点もあります。使いやすさと材料費の
抑制を考え、ローズウッドを使用しています。
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バインディング
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メイプル
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セルバインディングは施工は楽ですが、年数が経つと縮んで外れる、切れる等の恐れがありますので、
木製を使っています。クラシカルな雰囲気に仕上がる気がします。
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パーフリング
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木製
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バインディングが木製ですので、パーフリングも木製のものを使っています。基本的には3色のものを使用しますが、
手元の材料の状況により、4色のものを使う場合もあります。
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ロゼッタ
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木象嵌他
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特に音に影響のない部分ですので、その時手元にあったものを使っています。統一した方が、誰の作った
ギターか一目で分かるので、将来的には統一したいと思っています。
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ナット・ サドル
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象牙・牛骨
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ナット、サドルは、その時手元にある材を使っています。ナットサイズの象牙が手元に比較的たくさん
ありますので、ナットは象牙、サドルは牛骨のパターンが多いです。
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ペグ
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手持品
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ペグは、結構手持ちがありますので、特に何を使う等はきめておらず、手元にあるもので、一番雰囲気のあう
ものを付けています。ノーブランドのものを使うことも結構、多いです。
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ブリッジピン
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ブラス (真鍮)
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ピンの種類は結構、音に影響します。ブラスピンは、プラスチックピンより高価ですが、音の輪郭がはっきり
するように思います。
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塗装
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ラッカー
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塗装はラッカー塗装しかしたことがありませんし、今後も他の塗装はすることがないように思います。
使用するのはシーラーとラッカーのみで、リターダーシンナー、フィラーは使っていません。
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