ダイナミックギター２

ＹＡＭＡＨＡダイナミックギター（後編）

弦を張って弾いてみます！！
	ペグが固定できたら、ようやく弦を張ります(^O^)。弦は３セット１，０２９円のtakamine ライトゲージ。１セットあたり３４３円です。　では、早速、試奏を(^O^)。昔所有していた（今は友人に半永久的に貸し出し中）のＹＡＭＡＨＡ　ＦＧ－３５０に通じるものが有る気が・・・　噂通りの馬鹿鳴り(^○^)っていうのが一番適切な表現の気がします。甘い音とか、芯のあるおととか、そんな上品な感じではないです。外観だけでなく、音もGIBSONのLGの合板系の一番安い奴に通じる鳴りです（個体差があると思いますので、あくまでも私が以前所有していたLGに限りますが）。
	チューニングは弦高が高いのと、ブリッジがストレートなので、オクターブピッチが甘めのようです。開放弦中心のコードストローク向きのギターと考えた方がよいかもしれません。音もそんな感じですし。　弦高は5mm弱、鉄弦としては高めです。

ここまでお値段

本体価格	１，７３２円
サドル	８４円
ナット	１０５円
弦	３４３円
合　計	２，２６４円

更に手を！？
	せっかくだし、もうちょとだけ手を加えてみましょう(^O^)。とりあえず気になる点が二つ。　ナットの幅が、ネックより広すぎ
	サドルの3mmのプラ棒が太すぎ

まずはナット交換！！
	まず、最初に取り付けたものよりも幅の狭いナット（プラスチック製）を発見したので早速購入しました。お値段は１０５円。
	前のものよりはジャストフィット(^O^)
	しかし、高さが無さすぎて、１フレットに弦がくっついちゃってます(_)
	あいだにシムをかませましょう！！これはちゃんとプロから聞いた用具をつかます。ジャストフィットは、プラスッチク系のビデオテープのケースがgoodとのことです。はさみを使ってナットと同じ大きさに切ります。
	１枚ではまだ低すぎましたので、２枚瞬間接着剤でくっつけました。
	大きさの最終微調整ができたら、また瞬間接着剤を３箇所ほどつけてネックにくっつけます。ナットは消耗品ですので、将来の交換に備えて接着剤はべったり塗らず、何箇所か落とす程度にしておきます。
	っで、できあがりはこちら

次にサドル交換！！
	次にサドル！！ネット上で調べてみたところ、真鍮製のものにすると好結果という情報が(^O^) ・・・早速真鍮の棒をホームセンターで捜索・・・残念ながら真鍮の棒は3mmのものが一番細いようです。しかし・・・ステンレス製で2mmのものを発見！！３２５円（税込）で購入。
	100cmのうち8cmをニッパでカット。相変わらず不経済です。　すぱっと・・・切れません。硬くて全然歯が立ちません(T T)。悪戦苦闘の末、ニッパを金槌で叩くという荒業を駆使してなんとか切断しました。
	切り口を一応やすれがけしましたが、ほとんど効果なし(_)・・・まあよしとして、サドルとして取り付けてみました。。なかなかいい感じに光ってるじゃないですか(^^)。
	弦高は4mm・・・サドルで1mm下げたら、１２フレットでは半分の0.5mm下がったぐらいの計算でしょうか。　っで、音のほうは・・・すごく輪郭のある音に変わりました。違う言い方をすると金属的という感じでしょうか！？なかなかいい気がするのは自己満足！？あと細かくチェックして気が付いたんですが、フレットが減っているせいか、フレット近くを押えないと、ちょっと音が詰まる感じがします。フレットまで打ちかえたり、フレットあわせをする気は今のところないので、まあ目をつぶっておきましょう。

仕上がりはこちら

全景です。っでお値段の方は

本体価格	１，７３２円
サドル	３２５円
ナット	１０５円
弦	３４３円
合　計	２，５０５円

ダイナミックギターの仕様

表板	：　スプルース（？）
裏板	：　メイプル（？）
側板	：　メイプル（？）
ネック	：　着色されているため不明・・・メイプルとの噂
指板	：　メイプル（？）フラット・塗装有り・・・塗装はがれ有り
ブリッジ	：　メイプル（？）塗装有り
フレット	：　真鍮（？）減りや傷はあるものの、通常使用は可能
ナット	：　プラスチック（Ｒ付き）
サドル	：　ステンレス2mm棒
ペグ	：　32mm幅。シンコー楽器ギターより流用。金属部のさび、つまみの曲がり有り
バインディング	：　プラスチック。一箇所、浮き有り。
弦	：　takamineライトゲージ
弦長	：　６４５ｍｍ
ナット幅	：　　４４ｍｍ

ここまでで一応、ジャンクギター修理記終了！！
直したっていうより、部品つけただけかも(*_*)
total８時間で仕上げる予定だったんですが・・・
かなりタイムオーバーでした。でも楽しかった！！

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